君といた日
自分の部屋に入り

ベッドに座る

「眠いー!!」

だけどここで寝たら

絶対起きられないと思う

頑張って起きてよ…

そう思いながら

部屋中を見渡すと

カーテンから白い光が

さしこんでいる

私は

カーテンに

閉ざされている

窓に近付く

そして

勢いよくカーテンを開く

そこには

いつもと変わらない

白黒の空…

分かっているんだ

もう色が付いた

空が見えないことぐらい

だけど本当は

心の奥底で

期待しているんだ…

『綺麗な空が見える』

って…

だけどそれは

叶わない願いなんだ…


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