君といた日
お母さんが
いるところに
戻った
「検査の結果は
明日お知らせしますので
明日来てください」
私は早く結果が
知りたかった
沈黙のまま
第2室を出る
そして帰る時まで
黙ったままのお母さんと
何も喋ろうと
しない私
「ねぇ紫」
先に口を開いたのは
やっぱりお母さん
「何?」
ちょっとの沈黙が続く
「色盲でも大丈夫よ
ただ色が見えないだけで
他は変わりないんだから」
何それ…
意味分かんない
「意味分かんないん
だけどお母さんは
なった人の気持ちが
分からないから
そう言うことが言えるん
だよ!!ちょっとは
なった人の気持ち
考えてみなよ!!」
イラ付きモード全開
でも今のは
お母さんが悪い
だってねぇ…
分かりもしないことに
割り込んで
口出ししたあげく
「色が見えない以外
他は変わりない」とか
言わないでよ
そんな同情
私は欲しくない
いくらお母さんだって
なった人の気持ちが
分かる訳ない
だって全部事実を
背負わされるのは
自分でしょう?
だからそんな
「同情」いらない
いるところに
戻った
「検査の結果は
明日お知らせしますので
明日来てください」
私は早く結果が
知りたかった
沈黙のまま
第2室を出る
そして帰る時まで
黙ったままのお母さんと
何も喋ろうと
しない私
「ねぇ紫」
先に口を開いたのは
やっぱりお母さん
「何?」
ちょっとの沈黙が続く
「色盲でも大丈夫よ
ただ色が見えないだけで
他は変わりないんだから」
何それ…
意味分かんない
「意味分かんないん
だけどお母さんは
なった人の気持ちが
分からないから
そう言うことが言えるん
だよ!!ちょっとは
なった人の気持ち
考えてみなよ!!」
イラ付きモード全開
でも今のは
お母さんが悪い
だってねぇ…
分かりもしないことに
割り込んで
口出ししたあげく
「色が見えない以外
他は変わりない」とか
言わないでよ
そんな同情
私は欲しくない
いくらお母さんだって
なった人の気持ちが
分かる訳ない
だって全部事実を
背負わされるのは
自分でしょう?
だからそんな
「同情」いらない