君といた日
たぶん…

夕方なのだろう

今日は図書委員の

仕事で残っている

図書委員で同じの

「関口彰斗」と言う

隣のクラスで

家も隣で

いわゆる「幼馴染み」だ

「なぁ紫ー…俺
疲れたー!!!」

弱音を吐かれた

伸びをする体勢で言われ

もう何もやらない

感じだ

「彰さぁほとんど
やってないじゃん!!
マジキレるよ?」

イラつきながら言う

「彰」って呼ぶのは

「彰斗」が長いから

読んでるだけ

「わぁったよ!!
やればいいんだろ!!
やれば!!」

ちょっと言葉が

悪くなる彰

「よろしい」

私はそれだけ

言うと手付きが変わる

30分後に終わった

なんだか

外がすっごい明るい

気がする

「はぁぁー終わった!!
帰ろっか紫!!」

ニカッと笑いを見せる彰

「うん!!」

それに負けずに

思いっきり

笑顔で返す
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