君といた日
「みんなサンキュー」

そう言って

皆のプレゼントを

貰い

少し照れている

「ご飯にしましょうか」

数十分後

食事が終わり

自分の部屋へと行く

だってさリビングに

いたら片付け

手伝えって言われるから

いやなんだよね

だから自分の部屋

「眠いー」

そう言いながら

ベッドにダイブ

とっさに携帯を

手に取る

着信1件

「誰だろうねぇ
こんな時間にさぁ
李花からだよ
とりあえず掛けよ」

李花の番号を

発信する

『もしもーし』

「李花?電話
したでしょ??」

疑問系に聞いてみる

『したしたー!!
あのね佐伯時雨が
アンタの番号教えて
欲しいって言うから
教えてみたー!!
で、電話どうだった?」

だからって

教えちゃダメよ李花…

一応個人情報だから

「どうだったのって
別に変わったことは
なかったよ」

まぁちょっと

八つ当たり入って

たけどね

『マジでー!!
何だぁつまんないのー』

人をおもちゃに

するなよ

「人をおもちゃに
しなーい!!」

そして10分くらい

李花と喋っていた


この時私はまだ

気付いていなかった

時雨が私に電話を

してきた本当の理由を
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