先生と生徒の恋愛!?
具合が悪かったせいもある。


だから
ここに来たとき初めてだった。
あんな冷たい言葉・・・


許せなかったのかも知れない。


けど、
部屋に入れてくれたことは
何故なんだろう・・・


母が帰り、
ソファーで寝てしまった。
しばらくして、
自分の体に何かがかかった。
起きると
純が毛布を掛けてくれた。


「おはようございます」


「うん、おはよう」


そして純は
テーブルの上のモノに
気づき聞いてきた。


「これ、どうしたの?」


「お母さんが朝早く服と
ご飯を持ってきてくれたの」


「ありがとう。
看病してくれていたの?」


「うん。あの後寝室に行くと、
熱高かったし
タオルを額に置く事しか
出来なかったけど・・・」


私はいきなり純に
抱きしめられた。


「どうしたの・・・」


「しばらく
抱きしめさせてくれ」

私達はしばらく抱き合った。


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