Beautiful Story
beautiful question 1
「ただいま〜。パパ私、頭悪いのかな?
あたしね、勉強ができないの・・・・・・」


少女は、すこし"しょんぼり"と言った。


「はは〜、姫様どうしたのですか?
姫に悲しい顔は似合いませんよ。
せっかくの綺麗な顔がもったいない!
何が姫様を悲しませたのでしょう・・・・?」



「うん。
クラスで前にでて、問題解いたの。
だけど間違えちゃって・・・・・・クラスのみんなに笑われちゃったの」



「お〜姫様、どうしたのです?
笑われたって、問題ないはずですよ」


「だけど簡単な問題だったんだってよ、私できなかった」



「姫様、笑われたっていいんです。
ただ姫を、嫌な気持ちにさせる笑いだったんですね。」


「うん、私バカにされてる感じだったんだもん!」


少女はふくれっ面をしている。


「それは困ったクラスメイトちゃん達ですね。」

「うん。
だけど・・・・アレクシィアだけは違うけど」



「どうしてですか?」


少女の父親は質問した。
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