男×男!?
「痛むのか?」
「そこまで痛くないけど」
そこまでって事は痛むんだよな…。
ガサガサ
「?」
「食う?」
「あっいいや。お菓子もらったし///」
「そ。」
神楽は今日の朝にご飯を買っていたのか、コンビニの袋を持っていた。
コンビニの袋にはパンが2つ入っていた。
「………弁当は?」
「ない」
「作ってもらってないのか?」
「作る人いないし」
「は!?」
「俺一人暮らし」
「はぁ!?」
何で!?
お前まだ高校生だよな!?
「両親は違う所住んでて俺はマンションで1人」
「…。何で?」
「親父が俺のこと嫌いだから」
「……。」
「そんなんじゃ…体壊すだろ…」
「いや?俺料理はけっこうできるし、今日はめんどくさかったから作ってこなかっただけ」
「……へぇ;;」
本当にコイツは何でも出来るんだな;;
勉強にスポーツに料理に…。
そんな高校生、お前しか見たことないし。
「何?心配してくれたの??」
あたしの目の前から上目遣いでニヤニヤ笑う神楽。
何だよコイツ。元気じゃんかっ!!!!
「違うっ///」