男×男!?
「なななななななななっっ//////」
近い近い近い近い近い近い近い近い近いっっっ!!!!
目の前には整った神楽の顔。
「顔真っ赤ぁー(笑)」
「うるさいっ///」
神楽は目の前で叫ばれたのが嫌だったのか顔を少ししかめた。
「っ///」
「怪我してまで完走したんだからご褒美ちょうだい」
「うるさいっ自分で事故っただけだろうがっ///」
「酷いな~っ(笑)」
そぅ言いながらどんどん近づいてくる神楽。
「だから何で近づくんだよっ///」
「近づきたいから。」
神楽が一瞬真剣な顔をしたから、その顔にビックリして固まった。
神楽はあたしのその一瞬の隙をみて首に顔を埋めた。
「なっちょっ///」
鎖骨あたりにチクリと走った痛み。
まさか…;;
そのあとにぺろっとその場所を舐められてビクンッと体が動いた。
「ご馳走様」
そぅ言うとあたしが無理やり渡したお菓子をあたしの目の前に置いて、神楽はコンビニの袋を持って屋上から出て行った。
「…。」
「……。」
「………。」
「…………あの野郎ぉおおぉお―――っっっ!!!!」
なぜか固まっていたがその分一気に怒りが爆発した。