男×男!?




「悠の着てるパーカーいいじゃん」

「これ?前からあったけど着るのは初めてかも…」

「亮介くんってセンスいいよね」

「……そうかな?」


あたしがいま着ているパーカーは、ねずみ色をしていて、フードの分部は黒や白のラインが入っている。

けっこう着心地いいし今度も着ようかな……。





「ところでっ」

ニヤニヤしながら合体させた机の上に乗り込むような勢いのある由羅。
しかもその顔はあたしに向けて言われている。



「これ。何?」

最後に音符が聞えるぞ。
何かわからず「ん?」と言いながらパーカーの首元を横に引っ張った。


「「「「ああぁあぁぁああっっ―――!!!!」」」」


あたしはまだわからず指差された首を見た。
自分で自分の首見るのって辛いな;;

「ん~~??」

見えないし。

ニヤニヤしながらあたしに鏡を貸す由羅。

「あっありがと」

助かる~♪

鏡を見ると鎖骨あたりに赤いモノ

「ああぁあぁぁああ―――っっ///」
「ゲッゲホッゴホッ」

ビックリしすぎてむせた。

忘れてたぁーっ///



「何だぁーい?こっれっはっ♪」

ニヤニヤしながらあたしの鎖骨あたりを指でツー…と撫でる由羅。
かなりエロイ。
ってかくすぐったい。




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