男×男!?
「向井先生!!あっはい。大丈夫です」
「で、…ぁの;;何でいるんだ?」
「…。」
向井先生の質問に何も答えない神楽。
「あっ先生っ!!神楽怪我してるから保健室行かすねっ!!」
「あっ神崎っ!!」
「先生の前にコイツら捕まえないと!!」
「あっちょっと神崎!!」
バッタンッ!!
と力強くドアを閉めた。
そしてズカズカと保健室のほうに避難させた。
でも――…
「えっちょっと!!」
いつの間にか形勢逆転であたしが神楽に引っ張られている形になっていた。
「怪我してるじゃん」
でもぉ――っ;;
神楽ちょっと機嫌悪いじゃんっ!!!!
今の神楽恐いぞ;;
神楽はあたしを保健室に入れさせるとはいってすぐの黒くて硬いベッドに座らせた。
保健室には保健医がいなくていつもなら活気のある保健室もガランとしていた。
神楽は持っていたペットボトルをあたしに渡した。
「中水だから口の中濯いだら?」
そぅ言って机の上の薬を確認しに行った。
バンソコウやシップ、消毒液を見ていた。