男×男!?
「水、飲んだ?」
「えっ!?」
突然話し掛けられてビックリした;;
「水」
「あっま、まだっ///」
だって神楽が使ってたやつでしょ!?
やだょ……。
でも失礼だから使おぅ……。
躊躇しながら神楽が渡したペットボトルに口付けた。
手も口も震えて上手く飲めなかった。
口のなかの口内炎に染みた。
「っ…」
「えっ///」
神楽は保健室にある丸くてクルクル回る小さな椅子に座った。
神楽は綿を濡らした物をあたしの唇に近付けた。
「なっちょっ///それぐらい自分でできるっ///」
「じゃぁ端切ってるからそれで拭いて」
「あ、ぅん……。」
あたしがそぅ言うと神楽は湿布を取り出して右腕の二の腕の裏に湿布を張った。
それから左腕にも。
また濡らした綿を使って今度は目に触れた。
「った…」
「あ、ごめん」
「ぃや……。謝らないでいいよ……」
「何であんな事したの」
呆れた声、見えないけどたぶんしてる顔。