男×男!?
次の日。
神楽は学校から呼ばれた。
そのとき、一瞬目が会ったけど両方とも目を逸らした。
「…。」
「…。」
「悠っ!!」
「ん?」
必死に来たエリ。
何だか笑えた。
「神楽くんと…喧嘩してるの…?」
“神楽”という単語に眉がピクッと動いた。
「何で?」
「だって……そぅ…見えたんだもん…」
「そっか」
「してるよ。」
その答えにエリは顔を上げた。
「何・・で…?」
「アイツが悪い…。」
「ぇ…?」
「何でもない」
本当はアイツが悪いんじゃない。
本当に悪いのはあの馬鹿3人だ。
でも、あの時怒った神楽に腹が立った。
なんだか…あたしを認めてないみたいで、悔しくて、嫌だった。
「仲直りしてよっ!!」
突然現れたのは由羅と綾香。
「な、何で…。」
「おもしろくない」
おい;;
「それに恐い」
「え?」