男×男!?




あたしが打ったボールと、男子高校生が打った打球がぶつかった。


「……;;」

「「「……。」」」

つ、辛い。
目が合ってるって事からどうにかしたい。


「ご、ごめんなさい…。お邪魔…して;;」

「あっいいよ別に!!」

「そぅそぅ珍しくないって!!」

そうか??


「明、どうするさっきの」

「ノーカン」

「ラッキ;;」


「なぁっ!!」

そぅ言ってさっきの茶髪の人がドアを開けてあたしの方に入ってきた。


「慶悟??」


「なぁどこ校?」

「えっえぇぇっとぉ~~;;」

ヤバイ…;;
見えない汗の滝が出てる感じ;;

「え、ぇあっとぉ~~;;」

「野球部??」

「あっぃえ…」

「野球部じゃないの!?」

「っは、はい…」

「なのにそんなにうまいの!?」

さっき散々あたしの悪い所言ってたじゃないか!!

「ぅ、上手く…なぃ・・です……」

久しぶりに家族と神楽と佐伯以外の男と会話してるかも;;

「上手いって!!」
「あのな?ときどき打ち上がってんじゃん??あれは――」


と言っていろいろ教えてくれている茶髪君。





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