男×男!?





「部屋もちゃんと掃除してあるし布団も人数分あるって……」


どんだけいい人だよ!!
そんなにいい人なのに……。
悪いよ…。



がちゃ…


「悠…?」

「あっごめん…」

ボーっとしてた;;


「大丈夫なのかな?悪いよ…」

「でも来ちゃったし。おばぁちゃんも明日にはたぶん帰れるって!!」

「そっか」

苦笑いだけど笑った。



「先に荷物置こっか」

「だな。疲れたぁー」


けっこう大きめの鞄を持って来て、中はかなりスカスカ。


サクラ達の部屋に入ろうとしたとき…。


「神崎くん?」

「えっ?」

「俺らこっち」
と言って肇は奥の部屋を指差した。

ヤバ;;

「あっ忘れ物してて。サクラに渡してたんだぁ〜;;」

「へぇ。先入ってるよー」

「あっあぁ…;;」


サクラ達『女子組』の部屋のドアをパタン…と閉じて汗がどっと出た。

「ぁっあっあ、…」


「「「「「危ない…」」」」」





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