男×男!?
「あいつらだけ別の部屋でいいじゃんね」
「あ、俺も思った。」
「いちいちバタバタし過ぎなんだよあいつは」
「でも見てておもしれぇじゃん(笑)」
「確かにな(笑)」
「竜喜は佐伯と同じクラス?」
「え?あぁそう!!」
「あんまり話した事ないけど由羅に聞いたらおもしれぇやつだし」
「じゃぁ神楽は知らないんだな」
「まぁ顔と名前は知ってたけど…」
「?」
なんだか気まずそうな顔。
まぁそうだよな…。
神楽は佐伯とあたし達5人しか知り合いじゃないんだからな…。
「行くよー!!」
「「「「おぉ」」」」
「…」
神楽は何も言わずに立ち上がった。
こんなので大丈夫なのか…;;
違う意味でハラハラが増えるっつーの!!
「どうだった??」
「大丈夫かも」
「そっか!!」
あたしがそう言うと気が楽になったのが笑顔を見せた。
「なぁ悠!!」
「んー?」
「あそこにある木にぶら下がってる物誰が取れるか勝負しね?」
竜喜の指差した木には枝にテープみたいなものが数本ぶら下がっていた。
「する!!」
そんなことを笑顔で言うと、サクラ達は子供みたいと言って笑った。
木の下に行くと、ジャンプしたら端にギリギリたうかたわないかの位置にあった。