男×男!?




「ふぅ…」


天井から水滴が落ちてきて、ぴちょんと音が響いた。





――ぽつっ




――ぽつっ


――ぽつっ
――ぽつぽつっ


「嘘っ!?」

雨…?

ガラッと窓を開けると、さっきより降っている雨。

「嘘ぉ~明日海行く予定だったのに…。」

そぅ明日は海行ってご飯食べながら花火して、そして寝る。
そんな感じだったのに~。
明日も今日と同じ、ベランダでご飯食べる予定だったのに…。

明日は近くの店に行くのかなぁ…。




「はぁ…」

吐息からため息に変わった。

明日は楽しみにしてたのに…。


雨の馬鹿…。




パシャッ


湯船から出て髪を適当に乾かして、体を拭いて、上にあがった。


「あがったよ」

「あ、早いね」

神楽は廊下にいた。


「何でそんなとこいんの?」

「だってあとの3人もぅ寝てるし」

「へぇ…」




< 163 / 470 >

この作品をシェア

pagetop