男×男!?




あ、あそこかも……。

家に無いのなら…家の前に入ったあの倉庫かな?
あそこに入ったときに物音したし…。



窓から外を覗けば、雨は降ってなかった。

「よかった…」


バタンッ


家の外に出ると、霧が出ていた。
雨の威力、凄かったもんなぁ…。




少し躊躇してけど、明日は早いしそんな暇ないと思うからあたしだけで行こうって決めたのに―……。



真っ暗で、生ぬるい風で、―――……


ギャァギャァギャァ


昼間のカラスがいる。

めちゃくちゃ恐い;;



「行こっ」

無理にでも明るくして、歩き出した。



真っ暗でも、雨雲が晴れたのか月が時々現れて道が見えてくる。


ギャァギャァギャァ


またカラスの鳴き声と、波の音、それと葉っぱから水滴が落ちる音。



ぴちょんっ


「ひゃゃぁああっ!!」


いきなり肩に水滴が落ちてきてビックリした。

「やぁぁあ…///」

肩を寄せてその場に座り込んだ。





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