男×男!?
「わぁぁ///」
び///ビックリしたぁ///
ジャッジャッジャッジャッ
「ぇ…?」
「っ、やっ!!」
恐くて下を向きながら、右手だけをただ振った。
いきなりパッと光があたしに照らされた。
「っ?」
眩しすぎて見えない…。
「悠ちゃん?」
「……へ?」
「俺」
「か、神楽かよぉ~…」
ヘナヘナして…きたぁ…。
「大丈夫?」
神楽はあたしと目線を合わせるようにペタンッと座って優しく言った。
「じゃ、なぃ…」
「ははっ」
「び・・びっくりしたじゃんっ!!!!」
「だって1人でどこか行き出すんだもん」
「…。」
神楽は真剣な顔をして、何だか何も言えなくなった。
「ごめんね?」
そぅ言って優しくあたしの頭を撫でた。
でも、今のあたしにはその優しさや心地よくて、安心できるものだった。
「ん…ぅん…」
あたしが「うん」と言っても神楽はまだまだあたしの頭を撫でてくれてて、あたしの心は恐いのドキドキがどんどん溶けて言った。
どんどん……