男×男!?




「じゃぁあたし達先に下行ってるねぇ~」

何かありげな顔をしながら部屋から出た女子組。
そして佐伯と肇と竜喜。


…………部屋にいるのは…あたしと神楽だけです。




「これ、本当に肇なの?」

「だけど?」

「………」

「……。」

「ぎゃっ」

無言で布団(あたし)の上に乗る神楽。

「紐解いて…」

「解いてるけど?」

って乗りながらかよ;;




「肇かぁ~…肇ならいいかな」

「何が」

「これしたの」

「は?何ソレ…」


あ…れ?
……不機嫌モード…?


「ぇ…あ、…;;」

ヤバ・・イ……;;


「何ソレ。あいつだったら何されてもいいって事?」

低い低い神楽の声。


「違う…。」

「……。」

「神楽の……友達・・だから……」


頑張って首を上げて、顔を上げて、上を見て、――――…
降りていた神楽と目が合うように上を見て言った。


「………。」




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