男×男!?




「肇が俺の友達になったからって妬くなよ?」


「っっっ!!!!????」

耳元で囁かれた言葉。
あまりにも自分に自信ありすぎだろっ///



「うるさい!!誰が妬くかぁっ!!火傷でもしとけ!!!!」

「俺が扱う火元ってガスコンロしかねぇけどね」

「っ///」




「うるさいバ神楽!!変態!!S!!宇宙人!!」

そんな意味の分からない事を大きな声で叫んで神楽を追い越しにズンズン前に進んだ。
通りすぎたときのあのニヤッとした顔に、ム〜となりながらも通った。







「肇!!あたっ俺が死ぬところだっただろ!?」

「は?何で?」

「何だったっけ……;;」

「エコノミークラス症候群」

「そっそれ;;」

丁度よく通った神楽が代わりに言ってくれた。


「何それ」


「「「「はぁあ!!??」」」」

どんだけニュースとか見てねぇんだよ;;

「あれだって!!新潟中越地震で有名になったやつ」
「地震のときに自動車で避難生活してたときになった奴!!」


「あぁ〜〜これかぁあ!!」


「「「「「「「「「………;;」」」」」」」」」




「はぁ!?何これ!!」

そんな肇をほっといて神楽はキッチンに、あたしはその数分後に神楽に呼ばれた。




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