男×男!?
キッチンはダイニングキッチンで、あたしは神楽と向き合う形になっていた。
神楽はただ寄りかかってテレビの方を見てるのに視線を感じる;;
「?」
見上げて見ると、神楽は海の方を見ていた。
「何?」
「ぁ、……これ何入ってるの?」
「ん?普通にベーコンとかだけど…?」
「あっそっか!!」
「作りたくなった?」
「えっあっうんっ」
「あ、お帰りー」
「た、ただいま…///」
サクラと佐伯が帰ってきた。
「意外に早かったねぇ」
「そぅ?」
「あ、もしかして俺最後?」
「「「「「「YES」」」」」」
「やべっ;;」
のんきに味わって食うんじゃなかった;;
ってか肇のせいじゃんかっ!!!!
「いいよ?そんなに慌てなくても;;」
「でも海!!せっかく雨やんだのにっ」
「え?きのう雨降ってたの?」
昨日は早くに寝た男子組があたしに訊いた。
昨日は短時間だったけどかなりの量の雨が降っていた。
「降ってたよ?」
答えたのは由羅だった。
「まぁいいからゆっくり食べなよ」
横から言ったのは神楽。
1番近くにいるのコイツだし。
「もぅ食べた!!」
ハンバーガーも食べたし一緒に出たサラダも食べた!!
「着替えは?」
「「「「「し終わった。」」」」」
「ですよねぇー;;」