男×男!?




これじゃあたしが神楽を押し倒したみたいじゃないかっ///

「まぁ本当に予想外だけど;;」

なぜか顔の引きつっている神楽。
なんだよ。自分がやったくせに……。
ってか今の状況がヤバイだろ;;


「……………で、何なんだよ」

恥かしくて、下を向いたまま強気に言った。

「や、ただ…また女に戻りたいって思ってたのかなぁって思って」

「……。それだけかよ;;」

「そ。…それだけ。」

神楽はあたしが神楽の上から退くと、神楽は起き上がって両腕を後ろにしてダランとしていた。
神楽の顔は何だかフッと笑った感じ。


「?」

「で、何かあった?」

「……。」

「?」

「……。………ってかお前のほうがどうしたんだよ!!」

「何もないけど?」

「っ!!」

その顔、…嫌いだ。


「うるさいバァーカっ!!神楽の嘘つき!!」

そぅ言って部屋から出て行った。



「どこで着替えるのぉ~?」

「便所!!」

すっっげぇぇえイライラする!!!!
何でだ!?
神楽のあの顔見ただけですんげぇイライラするっ!!
あの…貼り付けたみたいな笑顔、……すげぇイライラした。


「今度あの顔したらぶん殴るからなっっ!!!!」

あたしは神楽を見ると、神楽はあたしの真剣さがわかったのかすんごいまじめな顔をしていた。

「……。」

でも、……何で何も言わないんだよ…。
あたしはそのまま下に降りた。
“そのまま”だからみんなはあたしが怒っている理由なんて知らないで、みんなは?ばっかり。




「……………神楽の馬鹿…。」







「やっぱ悠ちゃんにはバレたか…。…………さすが」










神楽は謎ばかりで………よくわからなくて、

………哀しい。






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