男×男!?
「「「「海ぃ―――――っっっ!!!!!」」」」
「「「海ぃいいぃ――――っっっ!!!!!」」」
「「……。」」
目の前には……人。
海なんて人で見えないじゃないか。
「悠ぅ~?テンション低いよぉ~??」
当たり前だろ。
神楽があんな顔してたんだ。
貼り付けた笑顔。
なんだか急に神楽に信じられてないって思ったんだ。
あの顔は、……あたしにはドシリとして、なんだか急に目が熱くなって泣きそうになった。
「今日何かあるのかな?」
「あぁこっちの地方限定のゲームだって」
「じゃぁあたしら遊べないじゃん」
「まぁあたしらぐらいだって地元じゃないの;;」
確かにこんなに人がいるのに知った人を見ていない。
似た人すら見ていない。
「入ろっ!!」
サクラに引っ張られて女子組と海に入った。
「悠ずり~」
「竜喜より日頃の行いがいいんだよ」
「なんだと!!」
「まぁ確かにそれは言えてるね」
「由羅!?」
彼女の由羅に言われたらそりゃショックだよな;;
ドンマイ竜喜(笑)