男×男!?
「悠ぅ~~っ??」
「肇ぇ!!」
運良く近くにいた肇。
近くって言っても大きな声で叫ばないと会話が出来ないぐらい。
「由羅と綾香に悠が戻った!!って言って!!たぶんそれでわかる!!」
「わかった!!」
「あとバスタオル持って来てって言って!!」
「わかった!!」
肇は本当に泳ぐのが得意で、あっという間に砂浜の方に行ってしまった。
「速ぇ;;」
「悠ぅ~~!!」
「由羅ぁ~~!!」
やっと気付かれた;;
由羅は近くにいた神楽の肩を叩いて何かを言っていた。しかもすんごい焦って。
由羅は神楽の背中を押して、神楽はこっちの方に来る。
そして泳いでくる。
「はぁ??なんで!!??」
ってか神楽来ちゃだめでしょ;;
あたし今体女ですよ!?
なのに何で神楽を呼ぶ!!!!
数分すると神楽は近づいてきた。
「悠ちゃん??」
「ちょっ神楽来るなっ///」
「わかってるって;;大丈夫?」
「大丈夫じゃない;;」
すると神楽は着ていたTシャツを脱ぎ始めた。
「は!?」
「濡れてるけど無いよりはマシでしょ。ここから投げるから取ってよね」
そぅ言って神楽は黒いTシャツをあたしの前に投げた。
「ぁ…ありがと…」
海の中でそのTシャツを着た。