男×男!?
「悠、何叫んでんのよ」
「ぎゃゃぁぁっ!!!」
突然開けられたドアに反応してあたしは叫んだ。
母さんがあたしを見て、目を丸にした。
「悠…。あんた…いつの間に髪切ったの…」
「そこかよ!!」
ボタンが全快になって露になったあたしの体。
なんだかあたしって気にならない。
誰の体だこの体は。
って感じだ。
「…………学校どうしよう……」
短くなった自分の髪を触って悩んだ。
今日は体育があるから休みたくないのに!!
「まず学校に電話するから」
こんな事で電話してもいいのかな;;
「亮介に服借りな」
そぅ言って弟の亮介の名前を呼んだ。
「何」
「服貸して」
「ってか誰」
「あたし!!」
寝起きは馬鹿だからね亮介は。