男×男!?
『何でもよ』
ニヤニヤしている由羅。
本当にスイッチ入ってるわ;;
『とにかく退いて』
『ヤダ』
やっぱり;;
グイッ
『!?』
あたしは由羅の着ていたTシャツの首元を掴んで顔を引き寄せた。
『退いて…』
できるだけ甘く、言ったつもり///
そんな光景に綾香もエリもサクラも赤面。
『はっ退くわけないでしょ。ってかそんな事竜喜以外にされても嬉しくないわ』
『………はは…;;』
本当…由羅と竜喜の仲ってすげぇ;;
適わないよ、本当。
由羅の男らしい、逞しい言葉に3人は感動したのか「おおぉぉお~~」なんて言っている。
本当助けて…;;
だから本当の事を言った。
『確かに家には入れた。飯食う前には亮介の勉強見てもらって、飯食った後には神楽は帰ったっ!!』
確かに確かに本当のことだ。
嘘は言ってない。
ただ、細かい所まで言ってないだけだ。
あたしの部屋に入れた。とか、
帰りにあんな事があったとかは言ってないだけだ。
あたしは嘘は言ってない。
『じゃぁ何で顔が赤くなってるのかなぁ~~?』
由羅の拷問はまだ続いた。