男×男!?
ついた場所は、広い公園。
公園の真中には大きな噴水だあって、今日は休日だったから子供づれや、恋人同士、そんな感じのが多い。
少なくとも男同士でベンチに座っているやつらなんてあたし達しかいない。
飲んでいたコーラも残り半分になったころ。
「なぁ悠…」
肇が話し掛けた。
キャップの影からは鋭い目が見える。
「ん?」
「悠。………女だろ」
「…………は?」
まずい…;;
何でわかったんだ!?
『肇は鋭いから気をつけて』
海に遊びに行ったときの言葉が蘇った。
肇……。
「だから……女…だろ……」