男×男!?




「そっ…か、……誰が知ってる?」

「神楽と女子組のみんな。あと佐伯。」

「あぁ神楽はわかってたけど佐伯もかぁ」

「佐伯は夕方に教えたから」

「そっか」


そぅ言って肇は小さく微笑んだ。
そして下を見た。


「ごめんな…」

「?何が?」

「だから……胸…見て………」

「え";;あぁ…いいって///」

すんげぇショックだったけど;;





「あ、神楽…」

「え?」

「あそこ…」

「本当だ…」

少し遠くに神楽がいた。


「あっ写真渡しに行こっ」

そぅ言ってベンチにコーラを置いて神楽を追いかけた。



「神楽っ!!」

「…神崎…。」

「写真!!」

「は?」

神楽の手にはスーパーの袋があって、中にはジャガイモやねぎやら。


「よっ!!」

「肇…。何してたの?」

「え?な―…」
「デート?」

あたしの声を遮って嘘っぱちを言ったのは肇。

「へぇ……。」

恐い恐いっ!!

そんな神楽を見て肇はニッと笑った。

「んじゃ俺、今からバイトだから!!」

「えっぁっあっ!!コーラありがと!!」

「いいえ~」

肇は笑いながら帰っていった。
何だあいつ(笑)




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