男×男!?
「何だアイツっ(笑)」
「変人だな」
「変人が変人って言うな」
「失敬な」
「だから黙れって」
「酷いなぁ。で、何してたの?」
「あっ肇に呼ばれてっ」
「………へぇ」
「あ、片方持とうか?」
神楽の両手にはスーパーの袋がある。
「いいよ」
「いいからっ!!」
半場無理やり袋を取って持った。
「あ、そぅだ。肇にバレた」
「………は?」
「だから、女だってバレた」
「……そっか」
何だか神楽は少し深刻な顔をした。
「どうした?」
「何でもない」
いつもの様にニコッと笑う。
「で、写真が何?」
「あっそうそう!!」
財布の中から写真を取り出して写真を渡した。
「ヨレヨレ;;」
「しょうがないだろ?神楽に会ったら渡せって言われたけど会う約束なんてしてないから会った時に渡せるようにしてたんだよ」
「へぇまぁありがとって言ってて」
「うん」
神楽はすぐに写真を見て、すぐに封筒に戻した。
「?」
「何でもない」