男×男!?




ガシャン…


戻った後、ドアにもたれてズルズルと下に落ちていく。




「はぁ……」




何だかな…。


何で……





ドキドキしてんだろ…。



たかが名前ごとき…。


『慎…』


名前…。




たかが…じゃ、ないか……。








風呂入ろ……。


体が熱い…。





「凄いな……悠ちゃんは……。ほんと…」







ってかマヌケかな?
男の部屋入るだなんて。

帰るときの慌てっぷりを思い出して、思わず唇の端が上を向いた。





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