男×男!?




「冷た……」

神楽はカキ氷を食べで、予想以上に冷たかったのか顔をしかめた。


「何だか意外…」

なんだか神楽に笑えてつい笑ってしまった。

「よく笑う余裕あるよね。笑ってる本人の顔なんてすげぇのに」

「嘘っ!?」

「飴でテカテカ」

「嘘っ」

「嘘」


舌を出して見てたら悔しくなる顔をした。




「あっ神楽舌が青いっ」

「は?」

神楽はカキ氷のブルーハワイ味を頼んだ。


「ほら、」

鏡で見せると神楽の舌は見事に青色を。

「ぅわっ何コレ;;」

「カキ氷食べたらこぅなるんだよ」

「へぇ…」
「悠ちゃんは買わないの?」

「じゃぁ買おうかな」

手にはリンゴ飴を握ってるのにあたしはカキ氷を買った。
味はなんとなくだけど今イチゴ味が食べたい気分で、イチゴにした。
もちろん練乳付き。





「お待たせっ」

「何それ?」

「イチゴ」

「じゃなくてその白いの」

「練乳だよ。甘くなるの」

「あぁ…」


神楽は納得したような顔をした。
神楽ってこんな事も知らないんだ…。
それもそぅか…カキ氷も知らないんだし……。




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