男×男!?
「何してるのぉ〜〜」
ってか本当に何してるんだよ。
ってかサクラもサクラだ。
佐伯いるのに神楽といてさっ。
神楽は変態だって言ってるのにっ!!
サクラと神楽が後で話をしていて、なんだか珍しい2人で気になった。
目の前で綺麗な花火が打ちあがっているのに、……何だか見てられなかった。
「何にも?」
神楽がそぅ言ってあたしは顔をブスッとさせた。
そんな顔をさせるとサクラと神楽は笑った。
「………。」
何だよ何だよっ!!
隠し事かよ。
いいもーんっ……。
「ねぇ俺のぶんの焼きそばは?」
芝生にお尻をべたっと付けて座っていたあたしの隣にいつかみたいにキャッチーみたいに座ってあたしの顔を覗くみたいに見てきた。
浴衣を着ている神楽は、腕や鎖骨が少しだけはだけて色気がある。
「っ…はっ肇が持ってるっ!!」
肇はあたし達の前で花火を見ずに竜喜と遊んでいた。
「ありがと」
って言ってわざとらしく優しく笑ってあたしの頭を撫でた。
「〜〜〜〜っ///ばっ馬神楽っ!!!!」
あたしは神楽を馬鹿にしたのに神楽は嬉しそうな顔を見せた。
変な神楽だ。
変人神楽だ。