男×男!?




「あー花火終わっちゃった!!」

由羅の言葉で、肇と竜喜は気付いて何だかショックを受けていた。

みんなで坂を降りてゴミを捨てていたときにエリのお兄さんがいて、エリはそのまま家に帰る事になった。

ここから綾香の家が少し遠いことからここでみんな解散する事になった。




「って何であたしが神楽と…;;」

「しょうがないじゃん」

由羅は竜喜
綾香は肇
佐伯はサクラ


「ほら、俺ら余り」

「余りって…;;」

まぁ余りなんだけどもっといい言い方で言えよ;;



「ってかあたしは1人で帰れるっ」

「悠ー送ってもらったほうがいいわよ」


普通に付き合ってもないのに一緒に帰っている綾香と肇。
まぁ同中だから帰り道も同じだけどさ;;

ってか本当に大丈夫だし。



「あたしはっ……」


目の前の神楽が、いつになく真剣ってか怖い顔をしていて言葉を失った。


「っ…1人っンっ!!??」

頬には神楽の指が突き刺さっていてあたしの唇はタコみたい。


「いい子だから一緒に帰ろうね?」

「んんっ―――っ!!!!」


あたし達のそんな光景を見てなぜか安心したのか帰路を渡り始めた。
そんなみんなに対して神楽は笑顔だった。
ってか手!!
力強いからっ!!





< 269 / 470 >

この作品をシェア

pagetop