男×男!?




「明後日文化祭だから買出し」

「へぇ…手伝おうか?」

「大丈夫だよ。悠いるし」

「えっ悠!?」

あたしの目の前はダンボールで、前は見えないようになっていたから竜喜達の方からは見えなかったらしい。



「持つって」

「えっ?」

視界がはっきりして、目の前には肇がいた。

「重いっしょ?」

「大丈夫だったのに…」

「いいのいいの。俺ら暇人だし」

って言って竜喜も由羅と綾香が持っていた袋を持って学校の方向に歩き出した。




けっきょく学校の前まで運んでもらった。
あたしと竜喜達は校門前に顔を見られて特別に入らせてもらった。
あたし達のクラスは調理室の隣にある個室を借りて、そこの隣の教室で喫茶店をする事になった。
調理室の隣にある個室は、通常の教室よりも少し小さくて、そこにはキッチンがあるからそこで作ることになった。
ちなみに調理室は物置兼休憩場。





「ありがとうね運んでもらって…」

「いいよ。あと明後日行くから」

「うんっ♪」

竜喜と由羅はいつも仲良しでラブラブ。



「佐伯、午前中は部活で来れないけど、部活終わったら直で来るって」

「そっか!!」

サクラと佐伯も順調そう。





< 279 / 470 >

この作品をシェア

pagetop