男×男!?
「え…」
「だから佐伯が4人で遊びたいんだって」
「そんな――…」
「ん?」
“そんなのお前らで行けばいいだろ”
って言いたかったけどアイツの事だ。
何としてでも連行するだろう。
それに佐伯はともかくこの変態とサクラを一緒にするだなんて絶対させない。
「………別に。サクラ呼んでくるから待ってろ」
すると唇の右端を器用に上げて、ん。と短く返事をした。
「へ?今から?あたし今から生徒会なんだ;;」
サクラは生徒会に入っていて、週に2回は生徒会に顔を出しているらしい。
「あ"…そっか;;」
ヤバい……;;
「ごめんね?」
「ぁっ、いゃいいんだ。生徒会頑張れよ」
「うんっ」