男×男!?




「………。」

「………。」



わぉ。


会社に入ってあたし達はあんぐり。



受付からすげぇ綺麗。




「ど、どうする…?」

「どうするって……行かないとっ」

「………受付…?」

「だろ!!」



あたし達しか子供ってか私服の人間はいなくて、なんだか別世界で目立つ存在だった。


そんな目立つ存在だからあたし達はなんだかチラチラ見られている。




「…、す、すみません…っ///」

「はい?」

「あのっ社長さんにお会いできますか…ねぇ?」

あたしの顔からは汗ばっかり出ている。



「失礼ですが、事前にご報告などはしていらっしゃいましたか?」

「あっいえっしては―…」

「では、すみませんがご報告してからもぅ1度―…」

「あっですよねっ!!」

あたしは受付の人の言葉を遮ってしまった。
その事に気付いたのはもぅあたしは言葉を発していた後だった。


「あっすみません遮っちゃって!!」

「あっいえっ…」

「し、失礼します」

「ぁ、はい…」


な、何だこの空気…;;




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