男×男!?




「じゃぁ登る?」

「ぃや、ここじゃダメだ」

「何で…」

「ここだったらすぐに見つかる。」

あたしは辺りを見渡して大丈夫そうな所を捜した。



「あ、」

「何…」

さすがに長時間、しかも男の姿で乗っていたら肇は苦しそうな声を出した。


「ちょっとむこうに木があるんだ…。木登って2階あがろ」

「了解。」



少し歩いた所に木があって、そこを登った。
もちろんバレないように。



自分で塀を登って木に登って窓から侵入した。

中を確認して肇にも入るようにジェスチャーをした。

肇はすんなり入ってきた。

まずは1番近くにあった部屋に入った。
もちろん中は確認して。

コショコショで話をした。



「1番の目的は神楽に会うこと。ってかそれ以外用は無い」

「もちろん」

「携帯はマナー。バイブも無し」

「了解。」

「電話も無しな。バレるし。」

「ん。あと悠気をつけろよ?女なんだし」

「はぁ??元に戻ったって大丈夫だしっ」

「………。まぁがんばろ」

「二手に別れて捜そ。ここ出て左右に」

「んじゃ俺左。」

「んじゃあたし右ね」

「了解。じゃぁね」

「ん。お互い見つからないように」

「あいさー」




< 324 / 470 >

この作品をシェア

pagetop