男×男!?




あたしは次の部屋に入った。

とこにも誰もいなかった。

ったく神楽の馬鹿がっ!!

何で教えねぇんだよ…っ。
































「はぁ~神楽ぁ~??」


いくつの部屋に入っただろうか…。
どの部屋にも神楽はいない。
ってか本当に神楽いんの!?
つーか由羅と悠ばっかり話ししてて俺いまいち状況わかってないんだけど……;;

たぶんこの家に侵入して30分は経ったと思う。

なのに全然人に会わないのはおかしい。
こんなに馬鹿広いのに何で人に会わねぇんだよ。
普通メイドとか執事とかいんだろ??
執事――……じいや…?
俺の中ではじいやが執事ってイメージを支配していた。
つーか執事とか見たことねぇし…。
つーか本当に執事っていんの??



「はぁ…」

部屋の隅に寄りかかってため息をついた。


コツコツコツコツ―…


ヤベッ


どこか隠れる所っ!!
タンスタンスッ!!


ガチャッ

「(ヤバイッ間に合えッ!!)」




ガチャッ――…




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