男×男!?
こんにちはお久しぶりです。
神崎悠です。
「はいここ置いてるからな。」
そぅ言ってあたしは部屋から出ていった。
「いってらっしゃぁ~い」
後ろからは気の抜けた神楽の声。
毎朝こんな風だと、
つっこむ気にもなれない。
みんな勘違いをしてると思うけど、
別にあたしと神楽は同居をしているわけではない。
あたしは、毎日神楽を起こしに来ているだけだ。
あたしはあの突撃事件から5年が経った今、
あたしはあの女子校を無事卒業をして、
近くにあった体育系の専門学校に通っている。
神楽はあの時の約束通り、
通信の勉強も終わってあの企業に就職した。
今ではけっこうの地位にいるらしい。
あたしはそんな事には興味無くて覚えていない。