男×男!?




「まぁ今日はもともと量が少なかったし」

それに続いて神楽は

だから迎えに行くよ。

っと笑顔で言った。



何だか昔から神楽の笑顔には勝てないあたしがいて、

あたしはすんなりOKしてしまった。









「じゃぁ行ってくるな」

ちゅっ


少し苦いコーヒーの味のする

触れるキスをされた。


「なっ…///」


「あぁ悠ちゃんもぅこんな時間!!

電車乗り遅れるよぉー」


壁にかけているモノクロの時計を見ると、

もぅ5分もなかった。



「やばっじゃぁ行くな」


神楽は8割ぐらい無視をして飛び出た。





ここから駅までは、すぐに行けるから便利だ。

でもその分家賃が高そうなのに、

神楽はそんな素振りを見せない。


むしろ高そうに思わせない奴。

そんな余裕な神楽が昔から嫌だった。

あたしはいつも見下される。





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