男×男!?




神楽は髪が雨で濡れていて、

流し目であたしを見て、

タオルからは神楽の匂いがして、

その色気のある声で言われて、


そしたらあたしだって

ドキドキしてしまうに決まっている。


ましてや、

…それが好きな人だったらなお更。







「何?」

神楽はそんな事分かりきっている

顔をして嫌みったらしくあたしに訊く。



「何でもない///」


なのに神楽は更にずいっと顔を近づける。


「っ~~~//////」


あたしが強く目をつぶると、

ちゅっと音を立てて神楽がキスをした。




「相変わらずかわいいね」



少し顔を離してそぅ言うと、

またあたしにキスをした。


今度は長い長い、

とても甘いキス。






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