男×男!?
――ガチャッ…
部屋はそのまんまなんだよな;;
「へぇ…けっこう広いじゃん」
「……。」
コイツだけには見せたくなかった;;
「ってかさぁ…」
「は?」
「服。着ないと熱出すよ」
「あっ///」
慌てて部屋から出て亮介の部屋に入る。
「亮介っ服っ///」
「ちょっ///」
「えっ!?」
亮介の部屋には女の子がいて、何だかわからないけど2人とも赤面している。
「へ??」
「ほらっ///」
あたしの顔に乱暴に服を押し付けて、次にはあたしの背中を押して部屋から追い出し鍵まで閉めた。
「亮介!!??」
完全に鍵のかかった事で諦めて自分の部屋に戻った。
ガチャッ
「どうしたの」
部屋に戻ると神楽はあたしの勉強机の前にあったイスに偉そうに座っていた。
「弟の部屋に入ったら服だけ押し付けて追い出された」
ブスッとしながら亮介に借りた服に腕を通した。
「…………彼女いたんでしょ?その弟くんの部屋に」
「え?……いたけど…」
すると神楽はニヤッと笑って、
「イチャイチャしてたんじゃない?」