男×男!?




「えぇええっ!!??」

まだニヤニヤしている神楽。

「だ、痛っ///だっだってまっまだ中学3年でっ///」

神楽が変な事言うから舌噛んだじゃんかっ///


「“もぅ”の間違いでしょそれ」

「でっでもっ///そんな事聞いてないしっ」

「いや、普通言わないでしょ。自分の姉弟に彼女の話なんて」

「でもっ///」

「そー言えば悠ちゃんも“もぅ”高校1年生だよね」

「え…;;」

何だかすんっごい嫌な感じがするよぉ~~??





「弟くんはきっと階段を登ろうとしてるんだって」

「この家はこれ以上上に行ける階段なんてないけどなぁ~;;」

「見えない“大人の階段”って物が人にはあるんだよ悠ちゃん」

「だっ黙れ///」

ジリジリと近づく神楽。



「っ///」

この前のサクラの家の前みたいな態勢になってしまったじゃないかっ///

「悠ちゃんだってその階段あるんだよ??」

「ぃやっあのっ///そのっ…あたし…男ですよ??」

「あれ?俺その行為が男女でする物だなんて言ってないけどなぁ??」

「はっ??」

「悠ちゃんのエッチ―(笑)」

「っっっ!!!!」




「出て行けぇええぇぇ――――っっ!!!!」





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