男×男!?
違う部屋に避難したけど、
他の3人の笑い声が聞える。
しばらくして、
佐伯夫妻が到着して、
神楽たちがサクラに話し掛ける前に、
あたしがサクラを捕まえて、
部屋に閉じ込めた。
「そんなに慌てなくても(笑)
大丈夫。
ちゃんと買ってきたし
鞄の中にあるから見えないよ」
「本当かっ///」
「本当。
あたしも手伝うから」
「ありがとう」
サクラは高校を卒業して
少し大人っぽくなった。
高校生のときも、
大人しかったけど、
卒業してからは、
いい意味で大人になった。
佐伯も前はヘタレだと思ってたけど
今じゃぁちゃんとサクラを守ってる。
「悠行こう?」
「うん」
サクラに腕を引かれて、
キッチンに戻った。
「久しぶり岡本さん」
「神楽、もぅ『岡本』じゃない。」
「あぁそっか。
じゃぁ佐伯婦人?」
「いやっそれは恥かしいし違う///」
「綾香とエリは一緒に来るって
今メールあったよ」
「わかった悠ちゃんこっち来て」
キッチンに立った神楽の所に行って、
少しだけ手伝った。
神楽の料理は美味しい。