男×男!?
「ヤバい…;;」
「どうしたの悠?」
「試験勉強全然してなかった;;」
「え、試験明日だよ!?」
「さすがにヤバいよなぁ;;」
あれからしばらく経ってもぅ少しで衣替えの時期。
サクラには謝ってから普通に接した。
とは言えど体は男。
みんなが先生に頼まれた重い荷物はあたしが持つのは当たり前。
「悠ー?」
「ん?」
「画鋲が取れないんだ。悠取れる?」
「うん」
けっこうな高さにあった画鋲だけどたわない事はない。
画鋲を渡すとありがとうっと言ってくれるから止められない。
「本当どうしよう;;」
「あたしが教えようか?」
「いや、サクラも自分の試験勉強があるだろ」
「でも―…」
「じゃぁ俺が教えようか?」
「……;;」
「神楽くん今日も来てたんだね」
「うん」
さすがのサクラも毎日会うと恐怖心は無くなり神楽とも普通に話すようになった。
「で、教えようか?」
「……;;」
コイツは確かに頭いいんだけど何されるかわからんからな;;