男×男!?
「なっか、神楽……?」
「んー?」
んー?じゃなあい!!
近い近い近い近い近いっっっ///
何で毎回こんなに近づくんだよっ///
「今日さぁ…」
「………ん?」
「やけに優しくない?」
「そ、そうかな;;」
「それに神崎から触ってくるなんて珍しいじゃん」
「え?」
「ん」
神楽が指差した先には神楽の髪に触れているあたしの手。
「違っ///」
見た瞬間に触れていた手を引っ込めた。
でも引っ込めた手を神楽が掴んだ。
「!?」
「何だか神崎がすげぇかわいく見える」
「はっ!?」
ジリジリと近づいてくる神楽。
そんな神楽から逃げるあたし。
「お願い……」
そぅ言うけどなかなか続きを言わない神楽。
逃げるけど凄い気になる。
「ちょっ……ひゃっ」
ぐるりと視界が回転して背中を打ってしまった。