男×男!?
「何あった。俺は笑わないよ」
そんな強い言葉と、
そんな強い視線を浴びた。
何だか、凄い凄い重いんだ。
辛いんだ。
「甘えてよ」
ふざけるな。
何であたしが男に甘えないといけなんいんだ。
嫌だ。
そんなの嫌だ。
「ふざけるな。何であたしが甘えないといけないんだ…」
「…」
だから…何でそんな顔するんだよ…
わかんねぇよ…。
「……」
ベッドの端に両手をついてあたしの顔を覗くように見上げる。
「っ…///」
「悠ちゃん」
「っ」
さっきまで神楽に呼ばれると嬉しかったのに、今だと嫌だ。
「出て行け!!」
そう言って神楽を押すと意外にすんなり進んで、部屋から出すと勢い良くバタンッと閉じた。
「こっちが知りたいよ……っ」
両手をドアについてズルズルと下に下がった。
「……何なんだよっ…。」
「何で…こんなに辛いんだよっ……」
「……。」
ごめん神楽。