男×男!?
すると神楽は顔を覗き込んでニヤッと笑った。
「………。何だよ…///」
「顔、鏡で見てみたら?」
なんだかやけに自信のある言い方だったからと、何だか嫌な予感がしたから慌てて鏡を見た。
「なっ……」
いっきに顔が青ざめた。
あの顔になっていたから。
なっ…神楽に見られた……。
「俺の予想的中」
嬉しそうに後ろからぎゅっと抱き締められた。
「ぎゃゃぁぁああぁっっ///」
何だかゾワッとして反射的に神楽から離れた。
「んなに騒がなくてもいいじゃん」
「黙れ変態訴えるぞ!!」
「たんなるスキンシップだよ」
「笑いながら言うなぁーっ///」
腕で顔を隠しながら反対の手をぶんぶんと適当に振った。
「当たんないよー?」
「うるさいっ///」
「ったく毎日毎日っ暇人野郎め!!」
「まぁ明後日は暇じゃないけどね」
「何で…」
珍しい。
「体育祭」
「へぇ!!楽しそうだな!!」
「来る?」
「何でわざわざあたしがっ///」
「どうせサクラちゃんも来るし」
「何で!!??」
そんな事聞いてないし!!
何でだよ!!
「電話してみたら?」