男×男!?




「神崎は体育祭ないの?」

「2学期の最初にあるんだ」

「お邪魔します」

「誰が呼ぶって言った……(゚言゚」

「ってか…出れないでしょ。」

「………ホントだ…」

すげぇショック…。
体育祭だぞ!?
あんな楽しいのに―…。






それから何種目もしていたのに、あれ以来種目には出なかった。


「神楽は出ないのか?」

「は?出ないけど?」

木陰にあるベンチに座ってお茶を飲んでいる神楽。
お前疲れてないだろ…;;










『次の種目は100m走です』

「あ、俺出るやつ…」


パンッ


「…。」

神楽は100mを俊足で終わらせあたしのところに帰ってきた。

「終了。」

「……。お前なぁ…」

「でも出たよ?」

「…;;」

「まさか午前部、これで終わりってことじゃないよな;;」

「まさか。」

「だよな;;」

「午前に1つ、午後に2つ」

「へぇ…」





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