秘密
すると突然



止まったと思ったら優しくおろされた



ようやく淳也の顔が見えた



『淳也?』



「ご褒美・・・ちょうだい?」





あたしの前にかがんでちょっと上目であたしを見る



可愛い・・・・



淳也があたしに甘えてる




『ご褒美かぁ・・・・何がいい?』


「・・・雪桜」






一瞬淳也の言った意味がわかんなかった



あたし・・・?




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